YCC 株式会社山寿セラミックス

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山寿セラミックス行動規範

山寿セラミックス行動規範

はじめに

当社は、「私たちは、いつも創意工夫と熱意を尽くし、お客様へ世界一の『品質』と『サービス』を提供できるように努めます。そして選んだ分野では世界一の企業を目指します。」を経営理念としています。
この経営理念を実現するため、レスポンシブル・ビジネス・アライアンス(RBA)の行動規範に準拠した山寿セラミックス行動規範を制定します。
当社の全ての役員・従業員はこの行動規範を理解・遵守し、高い倫理観を持って、誠実で公正に行動します。

A.労働

1) 雇用の自由選択
◆全ての労働者をその自由意思に基づいて雇用し、強制的な労働を行わせない。

2) 若年労働者
◆原則として、満18歳以上の者に限り雇用する。

3) 労働時間
◆法定限度を超えないよう、労働者の労働時間・休日・休暇を適切に管理する。

4) 賃金及び福利厚生
◆労働者には、法令に則った最低賃金及び割増賃金を支給する。

5) 人道的待遇
◆労働者の人権を尊重し、人道的な処遇を行う。

6) 差別の排除
◆求人・雇用における差別をなくし、機会均等と処遇における公平性の実現に努める。

7) 結社の自由
◆労働条件、労働環境、賃金水準等の労使間協議を実現する手段として労働者の結社の自由を認める。

B.安全衛生

1) 職務上の安全
◆職場の安全に対するリスクを評価し、適切な設計や技術・管理手段により安全を確保する。

2) 緊急時の備え
◆生命・身体の安全を守るため、発生する可能性のある災害・事故などを想定して緊急時の対応策を準備し、職場内に周知徹底する。

3) 労働災害及び疾病
◆労働災害によるけがおよび疾病に関する状況を把握し、適切な対策を講じる。

4) 産業衛生
◆職場において人体に有害な生物・化学物質および騒音や悪臭などの状況を把握し、適切な対策を講じ、労働者の健康管理を行う。

5) 身体に負荷のかかる作業
◆身体的に負荷のかかる作業を特定し、災害・疾病に繋がらないよう適切に管理する。

6) 機械の安全対策
◆機械装置類には、適切な安全対策を講じる。

7) 衛生設備、食事、及び住居
◆労働者に提供される施設(食堂・トイレなど)の安全衛生を適切に確保する。

8) 安全衛生のコミュニケーション
◆労働者の安全衛生を確保するため、情報提供と教育を行い、安全衛生の課題について共有する。

C.環境

1) 環境許可と報告
◆法令上必要な環境関連の許認可及び届け出を適切に行い、報告に関する要件を遵守する。

2) 汚染防止と資源削減
◆廃棄物から受ける影響の特定、管理、軽減を行うための適切な仕組みを確立し、目標を定めて削減に取り組む。

3) 有害物質
◆人体や環境に対して危険をもたらす有害物質を特定し、安全に管理・使用すると共に、適切に廃棄する。

4) 固形廃棄物
◆固形廃棄物(有害物質以外)の特定、管理、削減及び責任ある廃棄又はリサイクルを行うための体系的なアプローチを実施する。

5) 大気への排出
◆揮発性の有機化合物、エアロゾル、腐食性物質、微粒子、オゾン破壊物質、及び業務で発生する燃焼の副産物は、排出される前に特性確認、日常的管理、制御、処理を行う。

6) 材料の制限
◆製品及び製造における特定の物質の禁止又は制限に関する、法令を遵守する。

7) 水の管理
◆水源、水の使用・排出を文書化し、特性を示して監査するほか、節水に努め、汚染経路となる水を管理する。

8) エネルギー消費及び温室効果ガスの排出
◆事業所及び会社レベルでエネルギー消費及び温室効果ガスの排出を追跡及び文書化する。

D.倫理

1) ビジネスインテグリティ
◆社会的責任を果たし、ビジネスを継続するために、健全かつ公明正大な事業経営を行い、高水準の倫理を維持するための最大限の努力をする。

2) 不適切な利益の排除
◆賄賂またはその他の不当な利益を得るための手段を約束、申し出、許可、提供または受領しない。

3) 情報の開示
◆法令又は一般的な業界慣行に則り、ステークホルダーに対して適切に情報開示を行う。

4) 知的財産
◆全ての知的財産を尊重する。

5) 公正なビジネス、広告、及び競争
◆法令や業界ルールを順守した公正なビジネス、広告、競争を行う。

6) 身元の保護と報復の排除
◆内部告発者等の機密性、匿名性を保護することで、不正行為を予防・発見しやすい体制とする。

7) 責任ある鉱物調達
◆人権等の社会問題に繋がり得る産地・流通ルートの鉱物を購入しない。

8) プライバシー
◆顧客、消費者、および従業員など、取引に関わる者の個人情報の保護に取り組む。

E.マネジメントシステム

1) 企業のコミットメント
◆経営幹部によって承認された社会的及び環境的責任の方針が社内で掲示され、コンプライアンス及び継続的改善の取り組みを確認できる。

2) 経営者の説明責任と責任
◆マネジメントシステムの運用状況及び担当役員を明確化し、定期的にレビューする。

3) 法的要件及び顧客要求事項
◆RBAの要件を含み、適用される法律、規制、及び顧客要求事項を満たすプロセスを構築する。

4) リスク評価とリスク管理
◆自社の業務に関する法令順守、環境・安全衛生および業務に関連する労働慣行および倫理リスクを特定するプロセスを構築する。

5) 改善目標
◆社会的及び環境的責任を果たすため、目標及び実施計画を策定する。

6) トレーニング
◆目標を達成するために、役員および従業員に対する研修を実施する。

7) コミュニケーション
◆方針や活動内容に関する情報を、従業員、サプライヤー、及び顧客に伝達する。

8) 従業員のフィードバック、参加、苦情
◆法律や規制および社会慣行において違反や懸念がある場合、労働者が伝えることができ、その内容を正当に評価し改善できるプロセスを構築する。

9) 監査と評価
◆法律や規制、顧客の要求事項に適合するために定期的に評価を実施する。

10) 是正措置プロセス
◆評価によって特定された不備に対して適切に速やかに是正を実施する。

11) 文書化と記録
◆規制の遵守、RBAの要求事項への適合、及びプライバシー保護の機密性を確保するために文書化し、記録を維持する。

12) サプライヤーの責任
◆RBAの要求事項を主要なサプライヤーに伝達し、その遵守を監視するためのプロセスを構築する。

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